遺産相続で遺族がもめないための心得

遺産相続で遺族がもめないための心得

伯母が相続した家に住む母と私

仙台の祖母が亡くなって5年ほどが過ぎました。私は中学2年から高校卒業まで、親元を離れ祖母と一緒に暮らしました。最初は祖父も元気でしたが、私が中学3年の夏に亡くなりました。それから祖母と私の二人暮らしですが、もともと一人でいるのが好きな愛想のない私が、祖母と会話する時というのは食事の時くらいです。食事が終われば二階の部屋に戻って、祖母には寂しい思いをさせてしまったのではないか、と思いながら特に何もせずに過ごしていました。私が大学進学の為東京で一人暮らしを始めたのと入れ違いで、母が仙台に帰ってきました。それから約10年、祖母と母は二人で気兼ねなくのんびり暮らしていたようです。

祖母は寝たきりになることもなく、亡くなる前夜までいつも通りだったそうです。晩秋のヒートショックが原因と思われますが、夜中トイレへ行く途中に倒れていたそうです。祖母と一緒に暮らした期間は孫の中では一番長いと思いますが、我ながら祖母不孝だったと申し訳なく思います。そんな祖母の家に、母はそのまま暮らしています。相続したのは同じく仙台に住む伯母です。病気をした母を気遣い、毎週顔を出して、沢山のお土産を置いていってくれる、妹思いの伯母。家賃も取らずに母を住まわせてくれています。

その家に、仕事をやめた私が転がり込んできて早2年が経とうとしています。流石親子というべきか、母も北海道の家を飛び出して実家に戻ってきたわけで、母は私が帰るなり「家があって助かったねお互いに」などと冗談とも本気ともつかないことを言っていました。それでも、実際の所有者は伯母なので、好き勝手自由に住まわせて貰っていることにわずかながら申し訳なさがないこともありません。さらに猫5匹も飼っているからなおさらです。いい稼ぎはありませんが、支出が非常に少ない生活を送れていますので、コツコツ貯めて、家を譲り受けるか、自分の家を持てるように、頑張りたいと思います。

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